
私達は子供の頃から食事はよく噛んで食べるようにいわれてきました。その理由は、噛むと歯やアゴが丈夫になり、アゴをよく使うとと頭が良くなること。口に入れた食べ物をよく噛み砕いておけば、胃や腸に負担がかかりにくくなり消化を助けること。食べたものを口の中で唾液とよく混ぜておけば、消化酵素が働いて消化吸収がしやすくなること。口に入れた食べ物をよく噛むことで精神的に満足感が得られて、過食を防ぎダイエット効果につながること。などがあげられます。 そして、よく噛んで食べることの効果には、もう一つ、癌(がん)を防ぐという効果があるのです。私達は日常の食生活で自分で気が付かないうちに少なからずの発癌性物質を口にしています。唾液に含まれている酵素には、食品添加物、魚の焼け焦げ、カビ毒などに含まれる発癌性物質のほとんどを毒消しする作用があるそうです。毒消しに効果がある酵素は、ぺルオキシターゼなど12種類もあるそうです。 よく噛むといっても、どのように噛めば良いのかというと、口に食べ物を入れたら、すぐに飲み込まないで、ゆっくりと30回以上噛むことが望ましいとされています。 唾液が一番分泌されるのは、食べ物を口に入れてから30秒後だそうです。食事の間が空き過ぎて、空腹感が激しいと、どうしてもかきこんでしまうので、なるべく3度の食事は決った時間に規則正しく取るように心がけて、ゆったりした気分でよく噛みながら食事をとるのが良いとされています。