
世の中には、いくら食べてもまったく太らない人もいれば、食べる量が少なくても太りやすい人もいます。食べても太らない理由には、運動量が多い、代謝が活発といったことがあげられますが、もし食事の後に背中の温度が上がれば、それは褐色脂肪細胞が多くて働きも活発な証拠。この脂肪細胞のおかげで肥満が防止されているのです。 褐色脂肪細胞とは、その名の通りで脂肪を燃やす褐色の細胞です。人間は生れた時の約100gから成人の10g~50gと成長とともに減少していきます。 この脂肪細胞は食べ物を、特に脂肪を過剰摂取すると活動を始め、余分な脂肪を燃やします。この時にサーモゲンというたんぱく質が熱を放射するため、細胞が分布する肩甲骨の間やうなじの温度が上昇します。褐色脂肪の多い人ほど温度は高くなり、少ない人は働きが鈍く温度も上がりません。 食事をしながら褐色脂肪細胞を活性化するには、冷たい食べ物よりも温かい食べ物を食べた時の方が活性化しやすいそうです。また、唐辛子、マスタード、しょうがなどにはこの褐色脂肪細胞を刺激する成分が含まれているので、積極的に食事に取り入れると効果的です。 しかし、これらの香辛料は褐色脂肪細胞と同時に胃の粘膜も刺激してしまうので、胃壁を守るたんぱく質も同時に摂ることが必要です。