
【一番下は、昭和60年8月12日に御巣鷹山に墜落したJAL123便のボイスレコーダーの緊迫した生々しい音声です。】 飛行機事故が起きるたびに、その原因究明の決め手として注目をあびるのが、ボイスレコーダーとフライトレコーダーです。 TVなどでも公表されるボイスレコーダーから再生される会話は、飛行機のコックピット内の緊張した様子を生々しく伝えてます。ボイスレコーダーは、機長、副操縦士、航空機関士などのコックピット内の会話や管制塔との無線交信、スチュワーデスのアナウンスの声などを録音したものです。 また、フライトレコーダーには、高度、姿勢、垂直加速をはじめ、操縦かんの操作量など、飛行中の航空機のデータが記録されています。 いずれもデジタル式で、エンドレス磁気テープを使用しています。記録できる時間は、ボイスレコーダーが30分、フライトレコーダーは25時間と大きな差があります。 この二つのレコーダーが納められているケース自体もとても頑丈に作られていて、1100度の高熱や1000Gの衝撃、海水中に長時間浸かっていても耐えられる設計になっているそうです。 このようにして高い安全性を誇る現代の飛行機でも、万が一事故が発生してしまった時に、その原因究明の手がかりを残すためにボイスレコーダーとフライトレコーダーが備えられているのです。